8月10日(水)日刊工業新聞社 モノづくり日本会議様が開催する「月面開発フォーラム -NIKKANKOGYO MOON PRESS-【勉強会2】」に弊社多田が登壇し、「電力ゼロで姿勢保持が可能な高トルク超音波モータとその技術を応用した月面探査ローバ」というテーマでプレゼンを行いました。
自分はリモート参加でしたが、多田から送られてきた画像を見ると、渋谷にある会場はとても華やかでした。
13時になり、日本航空宇宙学会第53期会長 河野 功 氏の基調講演「月面基地と宇宙ビジネス~日本航空宇宙学会宇宙ビジョン」でイベントは幕を開けました。
13時30分から始まった株式会社タカラトミー 羽柴 健太 氏の講演を経て、13時49分、画面の向こうで多田が呼ばれました。
そして、こんな形で登場です!
いつも通り、会社の紹介と自身の経歴から話が始まるのですが、本日は『月面開発フォーラム』です。
冒頭、会社の紹介に引き続き、自身の経歴を紹介するくだりで、「弊社は月面探査ローバそのものを作ているわけではありませんが、学生の頃から、この分野の研究を行っているため、現在開発しているMightyはその知見がふんだんに盛り込まれています。」という一言と、このシート!赤字がいつもより増えています。
そして、「もともとこの分野の知見がありますので、本日は、もし、この分野でMightyを使うならという想定のもとプレゼントおこなっております。」
というツカミの一言。
会場で「クスリ」という笑いが起きたことは画面越しでも伝わってきました。
そして、こちらも本イベント用の資料です。
宇宙空間や月面の過酷な環境を想定したうえで、弊社で開発中の自律移動ロボットMightyと、その中で特長をいかんなく発揮する弊社のピエゾソニックモータの紹介につながります。
その後、いろいろ、詳細を説明して(詳細の説明資料が欲しい方はお問い合わせください)、最後のシートにつなげていきます。
個人的な感想ですが、弊社の商品は宇宙空間用に開発している訳ではないので、製品が変わる訳ではないのですが、「宇宙空間での利用を想定して~」という前置きがあるだけで、製品に対するイメージが少し異なって聞こえたのは面白かったです。
冒頭の資料にもあったように、多田の学生時代、JAXAとの共同研究に参加したことをきっかけとして『今』があるのですが、いつも以上に、学生時代の経験が表に出たプレゼンだと感じました。
頂いた質問
Q.運搬用のロボット 運搬の重量は?
A.今の設計だと30㎏ですが、50kgも開発中です。
なぜ30kgかと言うと、人が運べる限界30kgだからです。
Q.何台から買えますか?
A.いまは1台から販売しています。
たくさん欲しい人のために、仕組みをもっと簡略化して価格を下げる予定です!
Q.モーターの消費電力は月面で性能が変わるか?
A.変わらない。そして、普通のモーターは姿勢を維持するにも電気使うので、電気をより消費するが、PezoSonicモーターは電気をOFFにした状態で姿勢を維持できるため、電気の消費ははるかに少ない。月面などの過酷な環境下で電池交換や充電が頻繁に行えない可能性のある場所での使用は非常に優れている可能性がある
という回答をしていました。
質問をくださった方、ありがとうございました。
月面での利用であっても、なくても、弊社のローバ(自律移動ロボットMighty)、そしてピエゾソニックモータに興味をお持ちいただいた方はお気軽にお問い合わせください。
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